インドネシア・北中ティモール県(TTU)ビボキの伝統イカット(A)小スンダ列島の東の端に位置するティモール島は、その昔白檀の産地として世界的に知られていました。しかし白檀に優るとも劣らず、外来者を魅了したものが、豊かな織物文化でした。写真は、ティモール島のTTU(北中ティモール県)のビボキ(Biboki)郡で織られたイカットです。毛布(スリムット)として使用されるものです。比較的新しいもので、コンディションは極めて良好です。サイズは、約178 X 80cm。フリンジ部分は各々約11cm。重さは約760グラム。総て手紡ぎ綿糸を用い、自然染料で染め上げています。尚、ティモール島西部地域のイカット文化については、『Textiles of Western Timor Regional Variations in Historical Perspective』(2002年White Lotus刊。Ruth Marie Yeager & Mark Ivan Jacobson著)を参照することをお奨めいたします。 尚、送料はこちらで負担いたします。インドネシア文化宮 GBI=Graha Budaya Indonesia)は、インドネシアの24時間ニューステレビ局『メトロTV』東京支局がプロデュースするインドネシア情報発信基地です。インドネシア文化宮ブログサイト:http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/