１４年前に書いた「９月の雨」をリリースします。 ５４話まで書いたＮＯ１になります。 ９月の雨になりました。 昨日は３４,８度、、今日は２４度前後の気温です。１日で１０度も 気温が違うと・・なんか調子が狂います。 雨のせいで・・・蝉たちの声もぱったりと止んでいます。 「９月の雨」が気になります。１９７７年太田 裕美がリリース した名曲です。昭和５２年 大学１年生でした。入学、早々 同じ下宿の女子学生と仲良くなり、夏休みはそれぞれの郷里 へ帰省・彼女は岩手・・俺は山梨・・前期の試験が終了して 一足早く彼女が帰省・・７月の下旬だったと記憶しています。 見送りに上野駅まで・・・ 上野駅の低いホーム・・１３；００発東北本線「やまびこ」５号 盛岡行き・・発車のベルに背中を押され、デッキに消えて行きました。何を話したかは記憶が失せています。ただ、涙を流して いた彼女の表情を今でも、ボンヤリと思い出せます。 ５月に出会い、それからは時間が許せる限り、一緒にいたので 別れが、お互いに辛くて・・・そんな感傷のシーンだったと思います。 時間が流れ９月に・・・後期の授業開始が９月２０日過ぎでした。 ３日早く上京した、彼女と渋谷、ハチ公前で待ち合わせ 行きつけの道玄坂・炉端焼「北海」で再会の祝杯をあげました。 それぞれの「夏休みの思い出話」を披露・・・飲むほどに 陽気に饒舌になります。４時間があっという間に過ぎ、閉店時間 です。あいにく、外は雨でした。 持ち合わせの傘も無く、仕方なく、タクシーの乗りこみました。 僅かな道のりですが、駅に向かうタクシーの行列です。 しなだれかかる彼女の肩を抱きながら、沈黙の時間が流れます。 ２ヶ月の空白を埋めるように、そんな余韻を楽しんでいます。 柑橘系の香りがします。そう・・お気に入りの彼女の香りでした。 ７月に別れたときも、同じ香りです。その時彼女がぽつり 「何も、変わってないよ・・・・２ヶ月が長かった！」 タクシーのラジオから・・太田 裕美「９月の雨」が流れて います。September rain rain 九月の雨は冷たくて September rain rain 想い出にさえ沁みている 愛はこんなに辛いものなら 私ひとりで生きていけない September rain 九月の雨は冷たくて 彼女が「私・・・この曲がとても好きなの！」・・・・・ ２９年過ぎた今でも・・心に残る思い出の曲です。 以上・・「物語・９月に雨」でした・ 続編はまた・・・あとで・・ そんじゃーゆきましょう・・・ダクント兄弟の新品カメオになります。 もちろん未使用品ですので、ご安心ください。作者の履歴はＮＥＴで検証 して頂いた方が楽しみも増える思いますので、割愛させていただきます。 早速、商品の仕様から・・・全体の重量で２２，６７グラム、製品のサイズは６７×４３になります。センターの２人顔シェルカメオはダクント作品です。シェルカメオ部分のサイズで５０＊２６の変形型を採用しています。このモデルには４２センチべっ甲チェーンが付属します。シェルカメオの作者のサインはカメオ左下に彫刻されています。フレームはべっ甲細工で長崎の職人がフレーム作りを担当しました。べっ甲とはタイマイの甲羅を利用した加工工芸品のことです。 タイマイは熱帯産のウミガメの一種で、体長１mに及ぶ大きなものもいます。タイマイの甲羅は糸のこなどで型打ち・型切りされ、削られていき、そのパネルを張り合わせることで加工していきます。 張り合わせは高い技術を必要とします、万力や金板を使って熱を加えて行う加工のなのですが、この張り合わせや精緻な彫刻に特徴がある技術を『べっ甲細工』と呼びます。まさに、イタリアの芸術と日本の伝統工芸が見事に融合した素晴しい作品になります。ペンダント、ブローチ兼用裏Ｄカンモデルなのでお洒落の場面でその存在が羨望に変化するでしょう。以下は商品の説明に全く関係ない事です。飛ばして頂いてOKです。2000年からこのヤフオクに参入して20年になります。2006年秋口から出品のコメントに「9月の雨」という小説を連載しました。当時の反響は予想を遥かに超える評価をいただき、相乗効果でカメオ販売も隆盛を極め、ひとつの時代を構築できました。あれから14年経過していますが、当時の古いリピーターの方々からメールを多数頂きます。「9月の雨」をもう1度読みたいのです・・・コメント欄に掲載をお願いしたいのですが・・・思案の結果、当時の文章に加筆、修正してカクヨムサイトに新規掲載を始めましたので、下記からご覧になって下さい。編集を重ねますが、80話前後まで行きます。https://kakuyomu.jp/users/sasakun/works