トレッキングロードのロールスロイスと呼ばれてきたバックパックの銘品「グレゴリー 旧白色タグ」 ディアンドハーフ・パックを出品いたします。今回は、グレゴリーの定番「ディアンドハーフ」に加えて、希少品の「シングルポケット(新品)」 ( 画像 3 )を付けています。パックは浅い緑色のデジタルカモ柄の美品です。グレゴリー製「デイアンドハーフ」パックは、現今の多用途(タウンユース)パックと異なり、内ポケット、外ポケットが全くない、硬派なバック??です。1～2泊程度のトレッキングに使用されてきたバックパックで、トレッキングに必要なものは全て自ら用意したポシェット等の小袋に収めてバッグ内に収納し、大型の機材はバック外にベルトなどで装着していきます。ただし、このディアンドハーフに簡単に固定できる外付けポケットが二品発売されており、それが「シングルポケット」と「ツーウェイバッグ」です。ディアンドハーフの外面上下に付けられている四つの爪で、ベルトなしに簡単にバッグに固定でき ( 画像 8)、地図、タオル、財布などの小物を収納することができます。 シングルポケット自体は、新生タグの現行品が利用できますが、グレゴリー・フリークは「made in USA の旧タグ」を熱愛する傾向にあります。旧タグのグレゴリー製品はアメリカ本国製でしたが、現行品は発展途上国製で、製品タグも何となくデザインが貧相な印象です。ビンテージの「ディアンドハーフ」バッグはかなりの数供給されたようで、現在でも程度の良いものもかなり見られます。しかしながら、それらの多くは経年劣化により、内面の防水処理塗膜にトラブルを抱えています。内面のゴムを含むとみられる防水処理の塗膜がはがれてきたり、べたべたしてきたり、異臭を放つようになったものも多くなってきました。出品しているディアンドハーフも、軽度の劣化状態にありますが、使用に差支えの無い程度の劣化だったので、特に処理を施してありません。シングルポケットについても、古いものはかなり内面が劣化していますが、出品しているポケットは未使用新品(商品タグ付き)であり、劣化の兆候は見られません。。 ここで、旧タグのシングルポケットなのですが、グレゴリー・フリークが旧タグのみにしか目を無けない傾向にあることと、ディアンドハーフパックに比べて製造数が極端に少なかったようで、こちらは「希少品」となっています。発売当時の価格では、本体の価格が圧倒的に高価であったのに、現在では、希少品のシングルポケットの方が高価格で取引されています。Gregoryのディバッグなどに、こんなちっぽけな旧タグシングルポケットを付けると、10000 ～ 20000 円の追金が必要になるほど高価です。デジタルカモ柄の旧タグシングルポケットを必死に探してみました(もともとこの柄のシングルポケットは発売されなかった??)が、見つけ出すことができず、同系統の色であるシングルポケットを付けることにしました。 さらに、米軍放出品のデジタルカモ柄の戦闘服(Army combat uniform) ( 画像 5 )が手元にあったので、この戦闘服も加えて出品することにしました。米軍軍用品タグには (Coat flame resistant Army combat Uniform MSN NO.8415-01-548-3172, Medium-Regular, American Apparel Inc.製造)と表記されています。適度に着こなされた戦闘服で、ゴワゴワ感がありません。破れ解れはなく、色あせもほとんどありません。ただし、この戦闘服は、民生品のアウターに比べれば湿気には強いはずですが、Gore-Tex等の防水処理はされていません。 グレゴリーの銘品、ディアンドハーフ・パックに、シングルポケットを付け、米軍の戦闘服に引っ掛けて、颯爽とトレッキングロードに出てみませんか。サパゲーでも、注目される存在になること必至です。 本体のディアンドハーフ・パックを精査してみたところ、当面の使用には差し支えない二つの欠陥がありました。一つは、チェストベルトの雄側が逸失していること、もう一つはバッグ側方を締める雌バックルの一つに割れが入っていることです。何れも、当面の使用には支障になりません。バックルについては、米軍のMolle 部品と同一仕様なので、取り換え部品を同梱します。取り替えるには、工業ミシンなどの厚い布を縫い込める機械が必要です。チェストベルトをどうしても付けたい場合には、純正品の入手は能なので、市販のバックパック用のチェストベルト単品(500円程度で類似品が購入できます)を入手してください。 出品した品物は美品で十分これからの使用に耐えるものすが、あくまでも品です。品に理解のある方の応札を歓迎いたします。ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。