【福寿長春茶】 福寿山農場は合歓山と雪山の峰続きの間に位置されており、海抜1800メートルから2500メートルの間にあります。年中には雲や霧などが変形自在に漂わせている中、独特的な田園風景を有しています。また、山のピークにある観覧スポットでは、農場の全景を遠くから眺めて見ますと、言葉には表現できないほどの美しいさがあり、すでに「リトルスイス」と言われています。 農場は、自然観光資源と珍しい農産品を有して、一年の四季には、景観の趣に富み、農場の最高点にある天池では、池の水は一年中いつも枯渇することがなく、天地の霊気があると古くから伝えられています。それにここから、遠くまで眺めて見ると、天池の美、山嵐の風情、すぐにも目の視野に入って来ます。こうした美景が人々に深く愛着されていて、誰でもできる限りで長くここにのんびりしたくなるのです。福寿長春茶は、台湾においても、極上の品であり、広く民間大衆に好かれているため、供給数量がいつもニーズに及ばない状態になっています。 起源は政府がリンゴ輸入を開放したことによって、当地の高山リンゴの販売価格に影響を与え、積極的に新興製品に転換しようとしたことにさかのぼります。これによって民国69年春から、天池達観亭下側標高2500メートル地帯で、果樹園を開き、高山茶を植えました。植えた品種は青心烏龍、武夷および鉄観音等がありました。民国72年8月行政院国軍退役官兵輔導委員会主任委員鄭為元将軍が、正式に農場で生産された茶葉を「福壽長春茶」と命名しました。茶の木が生育臨海店の原始林処女地に育ち、土壌が肥沃で、汚染がなく、虫の害がなく、日光が十分で紫外線が強く、植物の成長に適しています。午後はいつも霧が多い、葉を濡らし、天然の豊富な栄養および微量元素を含み、気候が涼しく生育が遅いので、一般の茶葉と比べて養分と各種ビタミンおよび香り、甘み物質が多く、世界で一番と言えます。そして午後の霧は茶の苦みと渋みを減らします。長年、包種式製茶法で製作され、生産される茶は柔らかく分厚く、完成品はフルーツの香りが漂い、甘みはさわやかで香りがよく、茶の色は金色で澄んでいて、平地の茶のだいたい三倍入れることができ、柔らかく、健康によく、機能的ないいお茶です。