定価12万 ストア エマアソン全集 全8巻揃 エマーソンラルフ・ウォルドー・エマソン 平田禿木/戸川秋骨/ワーズワース/ホイットマン/プラトン/カント

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大正6(1917)年に刊行されたこの『エマアソン全集』全8巻は、明治期におけるわが国のエマソン受容の、いわば総決算と見ることができる。それと同時に日本のエマソン受容史上の一つの頂点であった。この『全集』は読書界に歓迎され、その発行部数はかなりのものであったにちがいなく、戦後二十年たっても、古書店で比較的容易に購入できたほどである。しかしながら、この『全集』刊行の企画は、明治44(1911)年に玄黄社から発行された戸川秋骨訳『エマーソン論文集』(下巻は翌45年)が成功したために生れたものと思われる。この秋骨訳は明治44年2月に初版、3月再版、翌年も2回重版、その後毎年重版されるほど歓迎された。売れ行きのよかったこの2巻を目玉として、新『全集』に利用できれば一番よかったのであろうが、それが出来ず、この2巻は、平田禿木が訳さなくてはならなかった。全8巻を秋骨と禿木が4巻ずつ訳すのであるから、大変な仕事である上、全巻を大正6年1月のうちに刊行する企画であったので、二人は大正6年までの二、三年は、エマソン翻訳に忙殺されていたにちがいない。秋骨訳『エマーソン論文集』や禿木秋骨訳『エマアソン全集』が出版物として成功を収めたのは、当時の読書界を魅了した二人の流麗な訳文のためばかりでなく、二人の評論家あるいは英文学者としての知名度のためもあったにちがいないとしても、何よりも、読書界に、エマソンを受け容れる素地があったためである。つまり明治期30年ほどの間に、エマソン受容の素地がつくられていたからこそ、『エマアソン全集』は成功したのだった。アメリカでは近年エマソン再評価が叫ばれている。研究の進展の著しい日本においても、平田禿木・戸川秋骨訳の『エマアソン全集』の復刻を期に、新たなエマソン論が展開されることを期待したい。自宅保管品、個人発送ですので、ご理解の上、入札していただきます。 状態は写真の通りですが経年のため一部傷や汚れ等ある場合があります。 領収書の発行は可能です。 決済確認後、なるべく早めに発送させていただきます。

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